- GEリニューアブルエナジーは4.2-117陸上風力タービンを19基供給(発電容量合計:79.8MW)
- 当該タービンはグリーンパワーインベストメントが事業開発を行うグリーンパワー深浦風力発電事業(青森県)に導入予定
【東京:2022年9月7日】GEリニューアブルエナジーはこの度、株式会社グリーンパワーインベストメント(以下GPI)からグリーンパワー深浦風力発電事業(青森県西津軽郡深浦町)におけるサプライヤーに選定されましたのでお知らせいたします。本プロジェクトではGE製4.2-117陸上風力タービンが採用されました。これはGEがGPIと手がける日本で3番目の案件となります。また、本契約には10年間のフルサービスが含まれており、オプションで延長が可能となっています。さらに、本プロジェクトはGPIが東北地方で手がけるプロジェクトの戦略的パートナーである東北電力株式会社(以下東北電力)にもご支援頂く予定です。
グリーンパワー深浦風力発電事業で採用された陸上風力タービンは発電容量4.2MW、ローターの直径は117m、ハブの高さは110mあります。設置は2023年4-6月開始を予定しており、本格的な商業運転の開始は2024年を見込んでいます。東北地方の日本海側という複雑な地形を考慮するとともに環境への影響を最小限にし、かつ日本独特の風況と厳しい気候に対応できるよう、GE製4.2-117陸上風力タービンを最適化しています。
GEの国際陸上風力発電部門チーフコマーシャルオフィサーのギラン・サバティエ(Gilan Sabatier)は次のように話しています。「私たちはこれまでにも日本でGPIと協力できる機会に恵まれてきました。今回のプロジェクトは私たちがさらに協力体制を堅固にするという次の段階に入ったことを表しています。GPIと共に本プロジェクトに取り組むことがカーボンニュートラル達成という日本の高い目標への一助となることを期待するとともに、経済性が高く、信頼性のあるクリーンな未来のエネルギーを日本の消費者の皆さまへお届けできることを嬉しく思います。」
GPI代表取締役社長の坂木満氏は次のように話しています。「本プロジェクトの推進において、深浦町および関係者の皆様からの多大なご協力をいただけたことに加え、GEのサポートが重要でした。風力発電プロジェクトを通じて地域の資源である風を活用し、地域の未来を築くという私たちの目標にGEがコミットメントしてくれたことに感謝します。GEと長期にわたる良好な関係を確立し、効率性と最適化を一層高め、日本が掲げるサステナブルなエネルギーの向上に資するよう協力できることを嬉しく思っています。」
IEAによると日本の陸上風力発電量の現状は5.3GWとされており、更なる発展の可能性は明確です。日本政府による2050カーボンニュートラルに向けたロードマップに基づき、経済産業省の試算では2030年までに陸上風力発電が15-16GWへと増加するとされています。
GEリニューアブルエナジーはエネルギー転換の実現にコミットし、お客様の活動を支えてまいります。かかる責務を果たすため、GEリニューアブルエナジーは再生可能エネルギー設備のグローバルな供給とメンテナンス、コスト削減、送配電網のレジリエンスや効率性、信頼性の強化、そして再生可能エネルギーの送電時の制御の向上に注力いたします。また、GEリニューアブルエナジーはエネルギー転換を支え、サステナブルな循環型社会への取り組みを反映した戦略を追求してまいります。
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GEリニューアブルエナジーについて
計画されているGE Vernovaの一角を担うGEリニューアブルエナジーは、再生可能エネルギー業界で最も幅広いポートフォリオを組み合わせ、信頼性が高く手頃なグリーン電力を求めるお客様にエンドツーエンドのソリューションを提供する160億ドル規模のビジネスユニットです。GEリニューアブルエナジーは、陸上および洋上風力、ブレード、水力、蓄電装置、大規模太陽光発電、グリッドソリューション、および再生可能エネルギーとデジタルサービスを統合したサービスを提供しており、400GW以上のクリーンな再生可能エネルギーを創出するとともに、世界中の送配電設備の90%以上をカバーしています。GEリニューアブルエナジーは、80か国以上に約4万人の従業員を擁し、手頃な価格で信頼性が高く、持続可能でグリーンな電力を世界に供給し、お客様にバリューを提供しています。詳しくはhttps://www.ge.com/renewableenergy/をご覧ください。
株式会社グリーンパワーインベストメントについて
株式会社グリーンパワーインベストメントは、2004年の創業より一貫して再生可能エネルギー事業の開発、建設、運営に取り組んでいます。
創業者である現会長の堀俊夫は、日本の再生可能エネルギー業界の形成に尽力した先駆け的存在であり、その志を継ぐ当社の経営陣や開発チームも、長年にわたり国内外のさまざまな関係者との協業を通じて、数多くの事業を行ってまいりました。さらに2015年には、米国パターンエナジーグループと資本上および業務上のパートナーとなり、経営基盤の安定化、彼らの経験を生かした事業の確実性の向上をはかっています。
近年、政府の方針である再生可能エネルギー主力電源化の切り札として注目される洋上風力発電については、他社に先駆けて2007年より取り組みを開始いたしました。いち早く洋上風力事業に着手したことで、北海道 石狩湾新港内での事業(112MW)は、日本における洋上風力のリーディングプロジェクトとして、2023年の完成に向け既に一部建設を開始しております。また、2020年には、日本最大(完成時)となる陸上風力発電所「ウィンドファームつがる(121MW)」を竣工。再生可能エネルギーの普及拡大を通じ、地域の文化的価値を守り、地域の強みとなるようなエネルギーづくりを加速しています。
思想や価値観を共有する仲間とともに、地域の皆さまとのコミュニケーションを大切にしながら、より高い持続可能性を有する社会への転換を実現してまいります。詳しくはhttps://greenpower.co.jpをご覧ください。
本件に関するお問合せ先:
GEジャパン株式会社 広報担当
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